ラック型リチウム電池使用上の注意

ラック型リチウム電池使用時の注意事項：

・環境温度

周囲温度は、ラックに取り付けられた UPS バッテリに大きな影響を与えます。周囲温度が高すぎると、バッテリーが過充電されてガスが発生します。周囲温度が低すぎると、バッテリーの充電が不足し、バッテリーの耐用年数に影響します。したがって、通常、周囲温度は約 25 °C であることが必要です。
放電深度
放電深度も、ラックマウント UPS 電源の耐用年数に大きな影響を与えます。 UPS バッテリの放電深度が深いほど、使用サイクルは少なくなります。したがって、使用中は深放電を避ける必要があります。
動作環境
UPS の使用環境は、ラックマウント型 UPS 電源の内部回路の有害な粉塵による腐食を軽減するために、できる限り清潔で涼しく、換気され、乾燥した場所に設置する必要があります。また、太陽光や暖房器具（冬季に使用する暖房器具など）やその他の輻射熱源の影響も避けてください。 UPS は傾けずに垂直に設置してください。
充電電圧
UPS バッテリはバックアップ動作モードにあるため、主電源は通常は充電状態にあり、停電の場合にのみ放電します。充電電圧が高すぎるとバッテリーが過充電され、逆にバッテリーが過充電になります。